mc の数少ない制御文の説明です。

　このコマンドは for 文および while 文で使用できます。

例：

loop = 1;

　　while(1){

　　loop;

　　loop++;

　　if(loop>5) break;

}

ｍｃではほとんどループ文を使いません。ファイルのアクセスなどに使われることがあります。このほかループ文には while 文があります。

繰り返し文

for(i = start ; i <= stop ; i = i + step ){

expression;

}

Ｃ言語にある i++,i-- はｍｃで使えるようになっています。

しかし、+=, -=, *=, /= などはまだ使えません。

例：

setFormat("%10.4f");

for(i=1;i<=10;i++) |i,sqrt(i),i^2|;

1.0000 1.0000 1.0000

2.0000 1.4142 4.0000

3.0000 1.7321 9.0000

4.0000 2.0000 16.0000

5.0000 2.2361 25.0000

6.0000 2.4495 36.0000

7.0000 2.6458 49.0000

8.0000 2.8284 64.0000

9.0000 3.0000 81.0000

10.0000 3.1623 100.0000

.OK.

実行の流れを変える制御文です。

【書式】if (条件) { 文 } else { 文 }

【備考】この制御文もあまり使いません。逆に制御文を使わなければならない

プログラムは何か問題がある処理で、必然的にバグが入り込みやすい

と考えなければなりません。

繰り返し文

【書式】while(条件式){文}

【注意】while 文はあまり使いません。ｍｃは繰り返し制御文が無くてもデータ処理

が実行できるように考えているので使う必要は無いと思います。

【例　】

a = 0;

while(a < 10){

　　a;

　　a++;

}

0.0000

1.0000

2.0000

3.0000

4.0000

5.0000

6.0000

7.0000

8.0000

9.0000

.OK.